2025.03.03
3月3日は耳の日 「聞こえ」を大事にしませんか
3月3日はひな祭りですが、耳の日でもありますね。
普段は意識することが少ないかもしれませんが、耳の健康にも気を付けてみませんか。
一般的に、40歳代から聴力が低下する傾向があると言われ、65歳を超えると聞こえにくさを感じる方が急激に増え、75歳以上では半数の方が聞こえの悪さに悩んでいると言われています。(一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 「加齢と難聴」)
40代って意外と早いですね。でも、確かに、聞き直す回数が増えたかも…(筆者50歳です)。
ただし現代は、イヤホンやヘッドフォンを使って大きな音で長時間音楽を聴いたりゲームをしたりする人が増えていて、若者でも難聴が問題になっています。
加齢に伴って聞こえ方が悪くなるのは、内耳のカタツムリみたいな形をしたその名も「蝸牛」に存在する、音を感知する「有毛細胞」の数が減ったり、有毛細胞の先にある「聴毛」が抜けたりして、音を電気信号に変換して脳に送る機能が衰えるためです。
若者のイヤホン難聴も同様のメカニズムですが、大音量に長時間さらされた結果、聴毛が抜けたり傷ついたりしてしまうことによって起こります。聴毛ってとても繊細なんですね。
残念ながら、一度失われてしまった有毛細胞や聴毛を再生させることはできません。
聞こえにくくなると、普段の生活を送るにも不自由を感じたり、危険を察知できなくなったり、人とのコミュニケーションがとりづらくなったり、といった影響が出てくるだけでなく、加齢性の難聴は認知症のリスク因子ともいわれています。
確かにリスクかもしれませんが、補聴器を使用して聞こえを改善する対策を行うことができます。(一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 難聴と認知症の関係)
同じ食卓にいるのに家族の話が聞きづらい、誰かと話をするのが億劫だと感じたら、そのままにしないで、お近くの耳鼻咽喉科・頭頸部外科を受診されてはいかがでしょう。(こちらから「聞こえ」のセルフチェックできます)
今は、付けているのが目立たないデザインの補聴器も増えているそうです。
若い方も、今から耳を大事にして将来のあなたの聞こえを守りましょう。